ECWCS LEVEL7の黒は偽物・実物・レプリカがある

ECWCS GEN3 LEVE7
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■ここでの定義

  • 偽物・・・ 官給品じゃないのに官給品と見せてるもの
  • 実物 ・・・ 米軍放出品(官給品)
  • レプリカ・・・ アパレルメーカーが一般向けにラインナップして販売。民間品。民生品。

以下、僕の経験での内容になります。

結論

ecwcs level7ジャケットの黒には偽物もありますが、実物・レプリカもあります。

ecwcs level7の黒=偽物というわけではなく、中には偽物もあるというとこになります。

それらの違いはなんでしょうか?それについて自分で経験したことをまとめました。

偽物について

偽物はおかしな点がいくつかありました。それは、NSN・コントラクトナンバーが表記されているのにNSNの情報とジャケットの特徴が一致しない。生地がミリケンではない。プリマロフトのタグがついてるのに着てみると暖かくなかったことです。

メーカーはFR-HQと記載されていました。

※NSNとコントラクトナンバーが表記されてるということは、軍に納入した物と言えます。実物ならNSNの情報とジャケットの特徴が一致するはずです。今回のNSN 8415-01-545-8566

■偽物の特徴まとめ

  • メーカーがFR-HQ
  • NSN・コントラクトナンバーが表記されているのにNSNの情報とジャケットの特徴が一致しない
  • 生地がミリケンではなく、布ベースのナイロン素材といった感じ
  • プリマロフトのタグがついてるのに着てみると暖かくない

実物

出典 : ミリタリーショップWAIPER

米軍放出品を職人さんの手によって黒染めした個体。普通にカッコいい。

当然ながらシェルの色を黒く染めているので、NSN情報で記載されてるカラーは違います。NSNでは当然ながらアーバングレーと記載されています。

軍放出品を取り扱ってるミリタリーショップのWAIPERさんで確認できます。WAIPERさんの商品説明のページで、「実物」と書かれていたので間違いないでしょう。十分信頼性のあるショップです。

レプリカについて

レプリカは、NSN・コントラクトがありません。8415-から始まる番号は表記されている個体もありましたが、これはNSNではありません。理由は単純で、8415の頭にNSNと表記されてないからです。

実物のNSN

NSN 8415-…

■レプリカ

8415-…

もしくは

MSM 8415-…

など。

NSNとコントラクトがないので、軍に納入したわけではなく、米軍同様品を一般市場向けに販売した民間品、民生品ということです。

機能性は実物とそんなに変わりません。生地はナイロン素材で、中綿はプリマロフトです。撥水性、保湿性とも申し分ないのでファッションとして着るなら十分すぎるほどの機能です。

■有名なメーカー

  • BAF
  • Houston(ヒューストン)

BAFは怪しいという噂が流れていますが、別に怪しくはないと思います。逆に人気なくらいで、冬のシーズンになると売り切れ続出なほどです。

■レプリカの特徴まとめ

  • メーカーはBAFやヒューストンなど
  • 当然ながらNSNとコントラクトがない
  • 生地はナイロン素材でカシャカシャしていました
  • 中綿はプリマロフト
  • 撥水性、保湿性は実物とほぼ変わりなかった

レプリカもミリタリーショップWAIPERさんで販売されています。

最も簡単に偽物を避ける方法

ジャケット内側の首元についている紙ラベルのメーカーを確認することです。そこで、FR-HQという文字があれば避けたほうがいいと思います。例えば下の写真の紙ラベルの場合、5行目に表記されています。

エクワックスレベル7黒のジャケットは、メル○リやヤフ○ク・セ○ンドストリートで販売しているのを確認したことがあります。しかし僕が思うにこれらの販売先が悪いわけではないと思います。おそらくそれらのサイトで出品・販売してる人も偽物と気づかずに販売していると思うからです。

大切なのは、自分で見極めることだと思います。

しかし、見極めるには数多くのジャケットに触れなければわかりません。なので、最も簡単に偽物を避ける方法はFR-HQを避ければよい、ということになります。

そして、実物・レプリカのECWCS GEN3 LEVE7ジャケットを安心に手に入れるなら、やはりミリタリーショップのWAIPERさんです。理由は、スタッフに軍放出品に詳しい人がいますし、日本一のミリタリー倉庫を構えているからです。十分すぎるほど信頼できます。

ミリタリーショップWAIPER