Schott(ショット)の613USと613USTは、どちらも肩のエポレットに星型スタッズを備えた「ワンスター」ダブルライダースです。
最大の違いは、着丈・肩幅・袖丈と、それによって生まれるシルエットです。
613USは着丈が短めのクラシックな形状、613USTは613USをベースに着丈を長く、肩幅を狭くしたトールモデルです。
Schott公式情報をもとに、両モデルの違いを比較します。
Schott 613USと613USTの違い【比較表】
| 比較項目 | 613US | 613UST |
|---|---|---|
| モデル名 | ONESTAR RIDERS | ONESTAR TALL |
| 基本形状 | クラシックな短丈 | 着丈を伸ばしたトール型 |
| 着丈 | 短め | 約1インチ長い |
| 肩幅 | 比較的広い | 狭く設計 |
| 袖丈 | 比較的短い | 長め |
| 胸まわり | 標準 | 同程度(サイズにより微差) |
| シルエット | 横幅を感じる短丈型 | 縦長でシャープな形状 |
| 革素材 | ステアハイド(牛革) | ステアハイド(牛革) |
| 肩の星型スタッズ | あり | あり |
| 基本デザイン | ワンスター | ワンスターを継承 |
| 生産国 | アメリカ | アメリカ |
Schott公式では、613USTを613USより着丈が1インチ長く、肩幅を狭めた日本別注モデルと説明しています。
両モデルの商品情報
613US ONESTAR
クラシックな短丈モデル
WAIPER公式で613USを確認
613UST ONESTAR TALL
着丈を伸ばしたトールモデル
613USと613USTのサイズ寸法の違い
Schott公式オンラインストアが掲載しているサイズ38の実寸を比較すると、以下のようになります。
| 寸法(サイズ38) | 613US | 613UST | 差 |
|---|---|---|---|
| 着丈 | 58.5cm | 61cm | USTが2.5cm長い |
| 肩幅 | 44.5cm | 42cm | USTが2.5cm狭い |
| 袖丈 | 61.5cm | 63cm | USTが1.5cm長い |
| バスト(周囲) | 107cm | 106.5cm | USTが0.5cm小さい |
この数値からわかるように、613USTは着丈と袖丈が長く、肩幅が狭くなっています。
一方、バスト寸法には大きな差がありません。 613USTは単純に身幅全体を細くしたモデルではなく、着丈と肩まわりのバランスを変更したモデルです。
※寸法はサイズ38の公式掲載値です。ほかのサイズでは差が異なります。
613USと613USTのシルエットの違い
613US:着丈が短いクラシックなシルエット
613USは、1950年代から続くワンスターの基本的なデザインを継承したモデルです。
着丈が短く、613USTより肩幅が広く設計されています。そのため、上半身に横方向のボリュームを感じる、クラシックなライダースらしいシルエットになります。
613UST:着丈が長く、肩幅を抑えたシルエット
613USTの「T」は、TALL(トール)を意味します。
613USをベースに着丈を約1インチ伸ばし、肩幅を狭めたモデルです。袖丈も長く、全体的に縦方向を強調したシルエットになります。
ただし、胸まわりの寸法は613USと大きく変わらず、全体を極端に細くしたモデルというわけではありません。
フロントの前立てにも違いがある
Schott公式サイトに掲載されたレザー専門誌『Lightning』のエディター、モヒカン小川氏のインタビューでは、613USTの登場時にフロントの前立て幅が細くなったことが語られています。
つまり、着丈や肩幅だけでなく、フロントの重なり部分にもデザイン上の変更が加えられています。
ただし、現行モデルの公式サイズ表には前立て幅の数値が掲載されていないため、具体的な寸法差は確認できません。
613USと613USTで革やパーツに違いはある?
基本的な素材や主要パーツは共通しています。
両モデルともステアハイド(牛革)を使用し、肩の星型スタッズ、ウエストベルト、ジッパーなど、ワンスター特有のディテールを継承しています。
裏地はナイロン100%、中わたはポリエステル100%で、いずれもアメリカ製です。
したがって、613USと613USTの違いは革素材ではなく、主としてパターンとシルエットにあります。
まとめ:Schott 613USと613USTの違い
Schott 613USと613USTの違いは、主に着丈・肩幅・袖丈です。
- 613US: 着丈が短く、肩幅が比較的広いクラシックなシルエット。
- 613UST: 着丈と袖丈が長く、肩幅を狭めたトールシルエット。
また、613USTではフロントの前立て幅にも変更があったことが、Schott公式掲載のインタビューで確認できます。
一方、ステアハイドや星型スタッズなど、ワンスターの基本構造は共通しています。
両モデルの形状やディテールは、以下の商品写真でも確認できます。
WAIPER公式の商品ページ
参考資料



