Schott(ショット)の「ワンスター」は、肩のエポレットに星型のスタッズを取り付けたダブルライダースジャケットです。
代表的なモデルには613・613US・613USTがあり、それぞれサイズ感や着丈、シルエットに違いがあります。
また、見た目がよく似ている618もありますが、こちらはワンスターとは別のモデルです。
Schottの日本公式・米国公式情報をもとに、それぞれの違いを比較します。
Schottワンスターの違い【比較表】
| モデル | 特徴 | シルエット |
|---|---|---|
| 613 | 米国オリジナルのワンスター | クラシックなタイトフィット |
| 613US | 日本向けに寸法やディテールを変更 | 613より細身でコンパクト |
| 613UST | 613USをベースに着丈・袖丈を延長 | 肩幅を絞った縦長のシルエット |
| 618 | 星型スタッズのない別モデル | 米国仕様のクラシックフィット |
613・613US・613USTは、基本的なデザインを共有するワンスター系のモデルです。
一方、618は同じPerfectoシリーズのダブルライダースですが、肩のスタッズやスナップボタン、背面のディテールなどに違いがあります。
なお、表に挙げた各モデルの標準的なステアハイド仕様は、いずれもアメリカ製です。
各モデルの商品写真・仕様
Schott 613
Schott 613US
Schott 613UST
amazon Schott公式
楽天市場|Schott公式 613US
楽天市場|Schott公式 613UST
Schott 613と613USの違い
613と613USの主な違いは、シルエットと細部の仕様です。
613:米国オリジナルモデル
613は、Schott米国公式で「Original ‘One Star’ Perfecto」として展開されているモデルです。
1950年代のライダースを受け継ぐデザインで、肩のワンスター、短い着丈、ウエストベルト、背中のアクションプリーツなどが特徴です。
革には厚手のステアハイドを使用しています。
米国公式でも体に沿うタイトなフィットと説明されており、一般的なカジュアルジャケットと比べるとコンパクトな設計です。
613US:日本向けにアレンジしたモデル
613USは、613をベースに日本向けのサイズ設計やヴィンテージディテールを採用したモデルです。
613と比較して、肩幅・身幅・袖丈・アームホールなどを絞り、よりすっきりしたシルエットに変更しています。
また、星型スタッズやバックル、ジッパーなどのパーツにも、1960〜1970年代を意識した仕様が取り入れられています。
つまり、613と613USは単にサイズが違うだけでなく、全体のシルエットと細部の仕上げにも違いがあります。
Schott 613USと613USTの違い
613USと613USTの最も大きな違いは、着丈・袖丈・肩幅です。
613USTは、613USをベースに縦長のシルエットへ変更した日本別注モデルです。
Schott日本公式では、着丈を約1インチ長くし、肩幅を狭くしたモデルと説明されています。
サイズ表記40の比較
Schott楽天公式店に掲載されている製品寸法を比較しました。
| 比較項目 | 613US | 613UST |
|---|---|---|
| バスト | 112cm | 111.5cm |
| 着丈 | 59.75cm | 62cm |
| 肩幅 | 46.25cm | 44cm |
| 袖丈 | 61.75cm | 63.5cm |
※どちらもサイズ40の公式掲載値です。サイズによって寸法差は異なります。
613USTは613USより着丈・袖丈が長く、肩幅が狭いことがわかります。
一方、バスト寸法はほぼ同じです。
そのため、613USは短丈のコンパクトなシルエット、613USTは肩幅を絞った縦長のシルエットという違いがあります。
革の種類は、標準モデルではどちらもステアハイドです。主要なヴィンテージディテールも基本的に引き継がれています。
楽天市場・Schott公式|613USの寸法・商品写真
楽天市場・Schott公式|613USTの寸法・商品写真
Schottワンスターと618の違い
ワンスターの613系と618は、外観が非常によく似ています。
Schott米国公式でも、613と618は近い関係にあるモデルとして説明されています。
ただし、肩のスタッズだけでなく、細部の作りにも違いがあります。
| 比較項目 | ワンスター613系 | 618 |
|---|---|---|
| 肩の星型スタッズ | あり | なし |
| エポレット | 星型スタッズ付き | スタッズなし |
| スナップボタン | ヴィンテージ仕様が基本 | Schottロゴ入り |
| 襟 | ワンスター特有の仕様 | 上側の襟にもスナップ付き |
| 背面のキドニーパッド | 613系の仕様 | より深くラウンドした形状 |
| 主な革素材 | ステアハイド | ステアハイド |
※細部の比較は主にSchott日本公式による613・618の解説、および米国公式の現行613・618を参照しています。613US・613USTや製造年代によってディテールが異なる場合があります。
ワンスターは肩の星型スタッズが特徴
最もわかりやすい識別ポイントは、両肩の星型スタッズです。
613系はエポレットに星型の金属スタッズがありますが、618にはありません。
また、618は襟のスナップボタンや背面のキドニーパッドなどにも違いがあります。
Schott日本公式では、618について、バイク乗車時の前傾姿勢を考慮したアクションプリーツや、腰を覆う背面形状を持つモデルとして紹介しています。
したがって、618は単なる「星のないワンスター」ではなく、独自のライディングディテールを持つモデルです。
革の種類は基本的に同じ
標準的な613・613US・613UST・618には、ステアハイドが使われています。
ステアハイドとは、去勢した雄牛の革です。
Schott公式によると、丈夫で適度なハリがあり、新品時は硬さを感じますが、着用することで徐々に体に馴染んでいきます。
そのため、標準的なステアハイドモデル同士を比較する場合、革の種類よりもシルエットやディテールの違いが中心になります。
ワンスターには革の違うモデルもある
Schottのワンスターには、標準的なステアハイド以外の革を採用したモデルもあります。
代表的な派生モデルは次のとおりです。
| モデル | 主な違い |
|---|---|
| 613S | 米国仕様のスリムタイプ。脇下の追加パネルを省略 |
| 613SH | 613S系の細身の設計にホースハイドを採用 |
| 613UHT | 613UST系のトールシルエットにホースハイドを採用 |
| 516UST | 柔らかさを重視したニュー・ネイキッドカウレザー仕様 |
| 218W | ラムスキンを使用した女性向けワンスター |
このように、ワンスターという名称でも、モデルによって革の種類や形状が異なります。
特に、613USTと613UHTは名前が似ていますが、標準的な613USTはステアハイド、613UHTはホースハイドという違いがあります。
まとめ|Schottワンスターの違い
Schottワンスターは、613を基本とするライダースジャケットのシリーズです。
主要モデルの違いをまとめると、次のようになります。
- 613: アメリカ向けのオリジナルワンスター
- 613US: 日本向けに細身でコンパクトに設計したワンスター
- 613UST: 613USより着丈・袖丈が長く、肩幅を絞ったワンスター
- 618: ワンスターとは異なる、星型スタッズのないダブルライダース
613USと613USTでは、革質や基本デザインよりもシルエットの違いが中心です。
一方、613系と618では、肩のスタッズや襟のスナップ、背面の構造などに違いがあります。

各モデルの細部については、以下の販売ページでも商品写真を確認できます。
ワンスターの製品情報
- Amazon|Schott公式ストア
- WAIPER公式|613US VINTAGE ONESTAR
- WAIPER公式|613UST VINTAGE ONESTAR
- 楽天市場|Schott公式 613US
- 楽天市場|Schott公式 613UST
参考資料






