Schott(ショット)の118と618は、どちらもアメリカ製のダブルライダースジャケット「Perfecto(パーフェクト)」シリーズです。
見た目はよく似ていますが、主な違いは革の種類・硬さ・サイズ感・着丈にあります。
Schott米国公式サイトの製品仕様をもとに、118と618の違いを比較します。
Schott 118と618の違い【比較表】
| 比較項目 | 118 | 618 |
|---|---|---|
| 革の種類 | ネイキッドカウハイド | ステアハイド |
| 革の仕上げ | フルアニリン仕上げ(表面コーティングなし) | 表面に保護仕上げあり |
| 革の硬さ | 比較的柔らかい | 硬く、ハリが強い |
| 革の厚み・重量区分 | 3〜3.5オンスのヘビーウェイト | 3〜3.5オンスのヘビーウェイト |
| 革の表情 | 自然な革の質感、落ち着いた艶 | 均一感のある仕上がり |
| サイズ感 | 標準的なフィット | タイトなクラシックフィット |
| 着丈(米国公式公称値) | 通常26インチ、ロング28インチ | 25インチ |
| 雨・水への耐性 | 表面保護仕上げなし | 撥水性を持つ仕上げ |
| 内ポケット | 2つ | 1つ |
| 裏地 | 中綿入りナイロンキルティング | 中綿入りナイロンキルティング |
| 生産国 | アメリカ | アメリカ |
※比較表は米国Schott公式サイト掲載の118・618を対象としています。年代の異なる製品や日本向け仕様では、寸法や細部が異なる場合があります。
Schott 118・618の製品情報
Schott米国公式|118 Cowhide Perfecto Motorcycle Jacket

118 Cowhide Perfecto Motorcycle Jacket
Schott 618 ステアハイド ダブルライダース
WAIPER公式|Schott 618 ステアハイド ダブルライダース
両モデルの外観や素材を確認する際の参考になります。
118と618の革質の違い
118と618の最も大きな違いは、使用されている牛革です。
118:ネイキッドカウハイド
118には、ネイキッドカウハイドが使われています。
革の表面を顔料などで覆わないフルアニリン仕上げが特徴です。
Schott公式では、ステアハイドと比較して革の手触りが柔らかく、マットな仕上がりであると説明しています。
革本来のシボや質感が表れやすく、着用を重ねることで自然な風合いが深まります。
618:ステアハイド
618には、ステアハイドが使われています。
ステアハイドは、去勢された雄牛の革を指します。
Schott公式では、618の革について、しっかりとした硬さとハリがあり、新品時は硬く感じられると説明しています。
118のネイキッドカウハイドとは異なり、表面に保護仕上げが施されているため、水や汚れに対する耐性も考慮されています。
着用を重ねることで革が徐々に柔らかくなり、体の形に馴染んでいくのも特徴です。
118と618のサイズ感・着丈の違い
118と618は、シルエットにも違いがあります。
118:比較的ゆとりのあるフィット
118は、Schott公式で通常のジャケットサイズを基準に選ぶモデルとして説明されています。
例えば、スーツのジャケットが42サイズなら、118も42サイズを基本とする考え方です。
また、通常モデルの着丈は26インチ。さらに着丈28インチのロングモデルも設定されています。
618:タイトで短めのフィット
618は、1950年代のクラシックなライダースを意識した、体に沿うタイトなシルエットです。
Schott公式では、通常よりタイトなフィットを想定した設計であり、ゆとりを求めてサイズを上げる人もいると説明しています。
着丈は25インチで、118の通常モデルより1インチ短い設定です。
つまり、118は比較的ゆとりがあり着丈も長め、618はタイトで着丈も短めという違いがあります。
ただし、同じ表記サイズでも実際の着用感は体型によって変わります。
118と618のディテールに違いはある?
118と618は、基本的なダブルライダースの構造を共有しています。
両モデルに共通する主な仕様は次のとおりです。
- 左右非対称のフロントジッパー
- スナップボタン付きの襟・エポレット
- 腰のウエストベルト
- 3つのジッパー付き外ポケットとコインポケット
- 背中のバイスイング構造(アクションプリーツ)
- 脇下の通気孔付きパネル
- ジッパー式の袖口
- 中綿入りキルティング裏地
一方、内ポケットの構成には違いがあります。
118は裾付近のマップポケットに加え、革で縁取りされた胸の内ポケットを装備しています。
618は、公式仕様では裾付近のマップポケット1つが記載されています。
外観は非常によく似ていますが、内側にも違いがあるということです。
118と618はどちらが暖かい?
Schott公式の製品仕様だけでは、118と618のどちらが暖かいかを断定できません。
どちらもヘビーウェイトの牛革を使用し、身頃には5.5オンスの中綿入りナイロンキルティング裏地を採用しています。
Schott公式でも、118のネイキッドカウハイドと618のステアハイドは、革の重量や保温性がおおむね同程度と説明されています。
そのため、革の硬さが異なるからといって、618の方が暖かいとは限りません。
まとめ|Schott 118と618の違い
Schott 118と618の違いをまとめると、次のとおりです。
118の特徴
- ネイキッドカウハイドを使用
- 革が比較的柔らかい
- 自然な革の表情を持つ
- 比較的ゆとりのあるサイズ感
- 着丈は26インチ、ロングモデルは28インチ
- 内ポケットは2つ
618の特徴
- ステアハイドを使用
- 革が硬く、ハリが強い
- 表面に保護仕上げがある
- タイトなクラシックフィット
- 着丈は25インチ
- 内ポケットは1つ
両モデルの違いは、デザインそのものよりも、革質・着用感・シルエットにあります。

詳しい商品写真や仕様は、次の販売ページでも確認できます。
※Amazonでは「618US」と表記された日本向け流通商品もあるため、米国公式の「618」と同一仕様かどうかは、各商品の型番・素材・寸法で確認してください。
参考資料


